1973年茨城県出身。いばらき大使、日立大使。
幼少の頃より数々の津軽三味線大会で優勝する等、純邦楽界で高い評価を得る。 その後、ジャズやロック等ジャンルを超えたセッションで注目を集め、2000年にソロデビュー。 1stアルバムと6thアルバムで「日本ゴールドディスク大賞 純邦楽アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞する。 NHK 大河ドラマ「風林火山」(作曲:千住明)紀行テーマの演奏や 舞台、映画、ドラマ他、様々なシーンへの楽曲提供も行う。
また、USA、EU、アフリカ等、世界35ヵ国以上で公演を行い、 ハービー・ハンコック、マーカス・ミラー等との共演も果たすなど今までの三味線の概念にとらわれない多方面での活動を重ねる。
2013年、内閣総理大臣主催の「TOKYO2020公式夕食会」、 「第5回アフリカ開発会議 公式首脳晩餐会」において、日本を代表して演奏を披露。 翌年、歌舞伎の本公演(主演:市川海老蔵)にて津軽三味線奏者として初めて 舞台への参加と楽曲提供も行った。 2016年には唯一の愛弟子である志村けんと「キリン 氷結®」のTVCMにて共演。 近年ではカザフスタンでの「アスタナ万博」にて日本公式催事として 上妻宏光プロデュース公演を行い、中国では単独公演の実施や大型フェスへの出演、 矢野顕子とのユニット「やのとあがつま」を結成しアルバムを発表するなど、その活動は次世代への文化伝承と津軽三味線の"伝統と革新"を追求し続ける開拓の第一人者と言える存在である。
2025年にはソロデビュー25周年を迎える。